第95回 箱根駅伝 主務に聞くここに注目!

木村大周主務
(政治経済学部経営学科4年次生)

仲間や応援してくれる方々への感謝の思いを胸に
スタートラインに立ってほしい

――まもなく主務としてのラストレース・箱根駅伝を迎えます。

大学での4年間というのはあっという間だったというのが正直な感想です。高校時代は選手だったので、大学に入って一から選手をサポートすることになりました。そのときに先輩の学生コーチやマネジャーにすごく憧れました。練習をサポートするときはもちろん、あいさつやメールの書き方などもしっかりできていたので、年齢は大きく変わらないのに「大人だな」と感じました。自分もそういう人間になりたいと思いましたし、上級生になったときには、自分と同じように後輩たちから憧れをもってもらうような存在になりたいと思っていました。

木村大周主務

――学生コーチは朝早くから夜遅くまで選手たちをサポートしていますが、どこにやりがいを感じていますか?

1年次生から3年次生までの間も、選手が好記録を出したり、よい練習ができていたりするとうれしいと思っていました。主務を任せてもらえた4年次生になってからは、仕事も増えて大変な面もありましたが、その分やりがいも増したように思います。両角速駅伝監督や西出仁明ヘッドコーチらとともに、チームを仕切りながら強くしていく経験は自分自身の成長に大きくつながりました。
いちばん印象に残っていることは、合宿の際に両角駅伝監督とサウナに入って、いろんな話を聞いたことです。レースのことだけではないのですが(笑)。日ごろの練習や選手の状態など、陸上競技に関することだけでなく、社会人として生きていく中で大切なことも話してくださいました。自分が生きていく上での財産になる貴重な経験でしたね。

――箱根駅伝での注目選手を教えてください。

やはり、同学年への思い入れは強いですね。大学生として臨む最後の駅伝ですし、悔いのない走りをしてもらいたい。特に主将の湊谷春紀には結果を残してほしいと思います。口数の多いタイプの主将ではありませんが、常にチームのことを考え、不平不満も言わずに行動で選手たちをまとめていました。箱根駅伝では、いろいろな重荷を下ろして、楽しんだ上で力を出し切ってほしいと思います。また、力のある3年次生たちにも注目です。学年が上がり、上級生である意識、チームを引っ張る意識というのが出てきました。とても頼りがいのある後輩たちです。

――当日は監督車からレースを見守ります。どのような走りを期待していますか?

今年度は出雲駅伝、全日本大学駅伝と悔しい思いをしました。しかし、選手たちは例年以上に距離を踏む厳しい練習を積んできましたし、箱根を前にしたこの時期に故障者も戻ってきています。箱根駅伝の20kmという長い距離にも十分対応できるだけの力がついていると思います。
選手たちには、日ごろからともに練習する監督やコーチ、仲間への思いや応援してくださる皆さんへの感謝の思いを持ってスタートラインに立ってほしいですね。そういう思いが、持っている力を100%から120%、150%にもしてくれると思います。私も選手たちが大舞台で力を発揮できるように残りの期間も全力でサポートしていきます。