第95回 箱根駅伝 選手インタビュー

鈴木 雄太 選手
(文学部文明学科2年次生)

2年次生の成長株
箱根路に向け「万全の準備で臨む」

――高校から陸上競技を始めたそうですが、高校での主な実績を教えてください。
また、箱根駅伝に対して、どのような思いを持っていましたか?

鈴木 雄太  選手

自分は中学校まではサッカーをやっていたのですが、何度か陸上競技の大会にも出ていました。高校では第一志望はサッカーを続けたいと思っていたのですが、サッカー部は人数が多く、コートも半面しか使えませんでした。だったら「人数の少ない陸上」という考えから始めました。最初から長距離です。ただ、高校時代のベストは、5000mで14分57秒。実績も県大会で入賞したぐらいで、全国大会や関東大会にはまったく縁もありませんでした。
箱根駅伝も中学生までは正月にテレビで見る程度のものでした。しかし、陸上を始めてからは、高校の先生が東海大学の卒業生で箱根を走ったことがある方だったということもあり、徐々に自分も走ってみたいという気持ちになっていきました。

鈴木 雄太  選手

――レベルが高い選手が多い中で、どんな目標を持って大学生活を始めましたか?
また、これまでで一番苦しかったことは何でしょうか?

上の先輩の世代が強いということはわかっていましたから、その先輩たちにちょっとでも食らいついていけたらなと思っていました。練習でも何でもすべてで食らいつき、4年間で少しでも追いつき、追いこせたらいいなという気持ちです。でも、練習は質も量も高く、高校のころとは比べものにならなかったですね。
今まででいちばん苦しかったのは1年生の夏合宿です。高校だと1週間ほどだった合宿が、大学では1カ月半近くあり、しかもずっとハードなメニューが続くのはきつかったですね。今年の夏は、7月から8月にかけて1カ月程度、膝を少し痛めてしまい、序盤に出遅れてしまいました。その後復帰してからは満足のいく練習ができました。

鈴木 雄太  選手

――今季はどういう目標を持って臨みましたか?

今季はすべての種目で自己ベストを出すことと、特にハーフマラソンで64分台を出すことを最低条件にしていました。結果的には、1万mとハーフでベストが出ました。11月の日本体育大学記録会1万mを29分21秒82で走り、その翌週の上尾ハーフマラソンが1時間3分31秒でした。日体大記録会はその1週間前の合宿で追い込んでいて、29分30秒を切れればいいかなと思っていた程度だったので、ベストを20秒近く更新したことに満足しています。
箱根駅伝のメンバー入りが見えてきたこともあり、上尾ではチームの中で5、6番目に入ることが目標でした。先頭集団で進めていく力はまだないので、第2集団で15kmまでは1km3分を切るペースで行き、後半は粘るというプランでしたが、ほぼその通りに走れてチーム5番手でゴールできたことは大きな収穫でした。夏の紋別合宿に連れて行っていただいて、上のチームの人たちと実戦的なトレーニングをたくさんやった成果かなと思います。両角速駅伝監督からは「箱根駅伝が見えてきたから、ここからもう一段階だぞ」と言われました。

――今、もっとも身近なライバルは? 箱根駅伝に向けての意気込みを聞かせてください。

ライバルは2年次生全員ですね。3年次生や4年次生とはまだ実力の差があるので。それでも2年生は粒ぞろいですし、みんなで足並みをそろえれば僕たちの代も決して弱くはありません。2年次生のみんなで切磋琢磨しながら、強い先輩たちに追いつきたいと思います。
出雲駅伝や全日本大学駅伝を見ていて、優勝できなかったのは悔しかった。まだそういうレベルではないことはわかっていますが、自分もああいう舞台に出てみたいという気持ちです。箱根でも、今は希望の区間も言えるような立場ではないと思っています。ただ、いつ両角駅伝監督に声をかけられてもいいように準備だけは完璧にしておきます。

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